旧デジタルコミック協議会:業界自主規制ガイドラインについて
業界自主規制ガイドラインについて
「デジタルコミック協議会」(秋田書店・角川書店・講談社・集英社・小学館・双葉社などコミック出版35社により構成。理事長・山岸博小学館常務取締役)では、表現の自由を守り、青少年の健全な育成を図るため、「業界自主規制ガイドライン」を策定いたしました。
業界自主規制ガイドライン
第1(目的)
「デジタルコミック協議会」加盟者は、表現の自由を守り、青少年の健全な育成を図るため、デジタル化されたコミックの配信に関して、当該作品に著しく性的、暴力的ないし残虐な表現があり、青少年に不適当であると思われる作品には、以下に定める判定基準に従って自主的に、別に定める識別マーク(以下「マーク」という)を表示する。
第2(マーク表示の方法)
識別マークは、当該作品の冒頭に表示するものとし、当該作品が複数のファイルから構成される場合は、各ファイルの冒頭にすべて表示するものとする。
第3(マーク表示の判定基準)
デジタルコミック協議会が、マーク表示が適当であると認める判定基準は次の通りとする。
著しく性的な表現があり青少年に不適当であると認められるデジタル化されたコミック。
全裸もしくはこれに近い状態での性交またはこれに類する性行為を描写した絵を含む内容が、当該作品の大半を占めるもの。
性器・恥毛をあからさまに描写した絵が相当数含まれているもの。ただし医学的もしくは美術的目的のものを除く。
全裸もしくはこれに近い状態での性交またはこれに類する性行為や性器・恥毛をあからさまに描写したシーンを含む作品。
著しく暴力的ないし残虐な表現があり青少年に不適当であると認められる作品
殺人・拷問・暴行・私刑など残虐な感じを与える行為を誇大または刺激的に描写した内容が、当該作品の相当部分を占めるもの。
自殺や犯罪を肯定的にあるいは賛美かつ唆す意図で描いたものが、当該作品の相当部分を占めるもの。