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EPUB 3.0.1対応へのバージョンアップ「電書協 EPUB 3 制作ガイド ver.1.1.3」を公開します
2014年6月26日、EPUBの策定団体であるIDPF(International Digital Publishing Forum)より、『EPUB 3』の新バージョン『EPUB 3.0.1』の仕様書が正式公開されました。
これを受けて、日本電子書籍出版社協会(電書協)では、この『EPUB 3.0.1』の仕様に対応した「電書協 EPUB 3 制作ガイド ver.1.1.3」を作成いたしました。
今回の更新は、ガイド内容を再検討した結果を反映したもので、特に重要な更新内容として、以下の項目が含まれています。
【1】EPUB 3.0.1 で変更となった仕様の反映
【2】Unicode の日本語の文字の向きが決定したことに伴う、仕様参照先の変更
【3】RS や WEB ブラウザの対応状況を考慮した、リンクと注釈の指定方法の簡素化
【4】本ガイド非推奨項目の【参考情報】として挙げた「縦組み左右中央ページ」の挿入方法の変更
【5】付録・参考情報の追加
【6】その他(記述ミス訂正や、現状に即した表現・記述の一部修正等)
これまで制作されたものとの互換性を担保する意味もあり、制作の際に従来と作り方を変える必要がないことを原則として、内容の更新をしています。
詳しくはガイド内の更新履歴をご覧ください。
■「電書協 EPUB 3 制作ガイド ver.1.1.3」一式 ダウンロード
電書協 EPUB 3 制作ガイドver.1.1.3
IDPF『EPUB 3.0.1』発表に伴う、「電書協 EPUB 3 制作ガイド」について
2014年6月26日、EPUBの策定団体であるIDPF(International Digital Publishing Forum)より、『EPUB 3』の新バージョン『EPUB 3.0.1』の仕様書が正式公開されました。
この『EPUB 3.0.1』は、2011年10月10日にIDPFより『EPUB 3』がリリースされてから、最初のバージョンアップになります。このバージョン名からもわかりますように、『EPUB 3.0.1』は『EPUB 3』のマイナーチェンジ版で、バグ等の修正、上位互換性の追加をメインとしています。
さて、日本電子書籍出版社協会(電書協)では、この『EPUB 3.0.1』の仕様に準拠するように、現在の「電書協 EPUB 3 制作ガイド ver.1.1.2」の更新に着手いたしました。この新しいガイド「電書協 EPUB 3 制作ガイド ver.1.1.3」の公開は本年秋を予定しています。
しかしながら、今回のガイド更新は、現在公開中の「電書協 EPUB 3 制作ガイドver1.1.2」をベースに行っており、「電書協 EPUB 3 制作ガイドver1.1.2」は、現在の『EPUB 3』制作にとって有効であり、今後も有用です。会員各社におかれましては、引き続き、現在公開中のガイドをご利用ください。
■[IDPF | EPUB Publications 3.0.1]
IDPF | EPUB Publications 3.0.1
■[日本電子書籍出版社協会 | 電書協 EPUB 3 制作ガイド]
電書協 EPUB 3 制作ガイドver.1.1.2
◎「電書協 EPUB 3 制作ガイド」とは 電書協加盟社のための、一般書の『EPUB 3』を制作する際のガイドとして作成いたしました。以降、電書協加盟社の『EPUB 3』に関する意向の統一に役立ててまいりました。
「電子出版の発展に向けた著作権法改正に関する見解と今後の対応」を公開しました
平成26年4月8日に衆議院、同25日に参議院において、「著作権法の一部を改正する法律」が可決成立し、27年1月1日より施行されることが決まりました。
本件に関する当協会および出版業界の見解と今後の対応について公開します。
■「電子出版の発展に向けた著作権法改正に関する見解と今後の対応」
著作権法改正に関する見解
「電書協・デジコミ協 共通書誌情報」を公開しました
当共通書誌情報項目は、日本電子書籍出版社協会(以下、電書協)並びにデジタルコミック協議会(以下、デジコミ協)両協会加盟社のための、電子書籍書誌情報項目です。
電子書籍を流通させるための書誌情報は、数多くの種類が存在しています。
配信事業者ごとに販売のために求められる情報が異なり、また、流通事業者においても対応仕様が大きく異なるためです。
昨今、電子書店の数が増えていくことで、書誌情報とは呼べないものまで求められ、流通させるための情報は肥大化しています。
同問題を解決するため、電書協・デジコミ協は、加盟社が必要とする書誌情報項目を集約し共通化して、ひとつの種類の書誌情報を用意することで、様々な電子書店に配信することを可能とする『電書協・デジコミ協 共通書誌情報』を策定しました。
出版社の現運用に対応し、流通事業者の現仕様も考慮、また、新たな書誌情報にも対応できる仕組みの設計です。
『電書協・デジコミ協 共通書誌情報』が当加盟社の作業負荷軽減に活かされ、より多くの電子書籍が配信され、市場の活性化に繋がることを期待します。
■「電書協・デジコミ協 共通書誌情報」ver.1.0ダウンロード
電書協・デジコミ協 共通書誌情報
「電子書籍に対応する出版社の権利」に関する緊急アピールを掲載しました
文化庁文化審議会著作権分科会出版関連小委員会で、ここ数年間議論を重ねておりました「出版者への権利付与」について、本年9月に「中間まとめ」が公開され、パブリックコメントの募集が行われました。
今後は、同小委員会「最終まとめ」に進み、文化庁による改正法案の作成、来年の通常国会への提出・審議などが行われる見通しです。
この改正法案が読者の方々、著作権者の方々、そして出版者にとって有益なものとなるよう、このたび日本電子書籍出版社協会は、日本書籍出版協会、日本雑誌協会、日本出版インフラセンターとともに「緊急アピール」を表明しました。
「電書協 EPUB 3 制作ガイド ver.1.1.2」を公開しました
固定レイアウトに関する記述・付録を追加したver 1.1を、いわゆる一般書の制作用に一部仕様の見直し、あるいはガイド全体における説明文章、ならびに技術使用における誤記等の修正をしたver 1.1.1から、さらに一部変更しました。詳しくはガイド内の更新履歴をご覧ください。
■「電書協 EPUB 3 制作ガイド ver.1.1.2」一式 ダウンロード:
電書協 EPUB 3 制作ガイドver.1.1.2
「EPUB 3.0 日本語組版要望表」を公開しました
当協会では会員社に対し、「EPUBビューア組版項目の優先順位」に関するアンケートを実施、EPUBビューア上で出版社が必要とする日本語組版の要素項目を詳しく調査し、この集計結果を「EPUB 3.0 日本語組版要望表」としてまとめ、より汎用性の高いEPUB 3を普及することを目的に公表いたします。
■プレスリリース:
「EPUB 3.0 日本語組版要望表」を公開
■「EPUB 3.0 日本語組版要望表」:
「EPUB 3.0 日本語組版要望表」を公開します
「出版広報センター」創設について
日本書籍出版協会、日本雑誌協会、日本電子書籍出版社協会、日本出版インフラセンターは、このたび、以下の通り出版広報センターを設立し、5月16日に第一回会合を開催しました
■プレスリリース全文:「出版広報センター」創設について
android端末向け電子書籍購読アプリを無料で提供
一般社団法人日本電子書籍出版社協会(以下、「電書協」)は、直営電子書店「電子文庫パブリ」(http://www.paburi.com/)で販売する電子書籍をandroid端末で閲覧できる電子書籍購読アプリをAndroid Marketにて無料で提供いたします。 このアプリは、「電書協」加盟出版社が提供する豊富な作品をXMDF形式とドットブック形式の2つのフォーマットで楽しむことができます。
■プレスリリース全文:androidb向けアプリを無料で提供
EPUBビューア検証チームを発足
既に様々なフォーマット(データ形式)の存在する電子書籍ですが、本年10月、IDPF(International Digital Publishing Forum)により本格的に多国語対応したEPUB3.0の仕様が承認され、国内でも今後有力なフォーマットの一つになると予想されています。EPUBの採用を公言するビューアメーカー、電子書籍書店も次々登場し、各ビューアメーカーもEPUB用ビューアの開発を積極的に進めています。しかしながら、あるビューアではEPUB3.0の仕様書に定義されているのにもかかわらず特定のタグを解釈できず、他のビューアではプログラム側の仕様外の拡張のため、出版社が想定した書籍の表示が崩れる危険性がある、など、書籍の表示がEPUBの仕様ではなく、それぞれのビューアごとの仕様に依存する割合が少なくないこと、同じデータにも関わらずビューアによって表示に違いが表れる危険性を孕んでいることが明らかになってきました。 そこで電書協では、フォーマット&リーダー委員会、「電子文庫パブリ」運営委員会など従来から常時設置している4委員会とは別に、集中審議を行う特別チームとして、協会内にEPUBビューア検証チームを発足させました。
■プレスリリース全文:epub検証チーム発足
本プロジェクトの目的
総務省、平成22年度「新ICT利活用サービス創出支援事業」における「電子書籍交換フォーマット標準化プロジェクト」(代表組織:一般社団法人日本電子書籍出版社協会)は、本プロジェクトの成果報告を以下公開先にて発表しました。
「電子書籍交換フォーマット」とは、現有の日本語テキスト系電子書籍フォーマットの日本語表現に関する各種機能を包括する、電子書籍データの交換を目的としたXMLフォーマットです。本プロジェクトは、その仕様策定、機能検証を行ったものです。
〈本プロジェクトの目的〉
電子書籍の市場が大きく伸長し、端末の販売が相次ぐ今日。電子書籍コンテンツの生産性を向上し、さらに制作した電子書籍を多種多様なプラットフォーム・端末において利活用できる環境作りが求められています。 本プロジェクトは、このような状況において、日本語コンテンツの作成・蓄積を容易にし、かつ再利用しやすい形で行うことのできる「電子書籍交換フォーマット」 を開発・策定し、その実証を行うことを目的とします。加えて、その普及や国際標準化のための道筋をつけることも視野に入れております。
■公開先:電子書籍交換フォーマット標準化会議
■総務省HPへのリンク:電子出版環境整備事業HP